テレワーク環境下の組織コミュニケーションについて①

皆さんこんにちは。4月1日よりAZPowerに入社した峯岸と申します。

簡単な略歴紹介:
丸紅(ファイナンス/アカウンティング、原油トレーディングの営業、シンガポール駐在時の新興国BizDevなど) → デロイトトーマツ(M&Aコンサルティング) → スタートアップ立ち上げ(VRを活用したリハビリ・運動器具の開発販売) → AZPower(クラウド関連製品の販売営業及び新規の商材開発)

【はじめに】

今期より、本ブログでは、技術発信に加えて非技術的なテーマも扱う方針ということで、入社早々ちゃっかりその一番手を取らせて頂きました笑
昨今の情勢下、私自身も転職をリモートで迎えるという状況に置かれていることから、まずは、皆さんも同じ悩みを抱えているであろう「テレワーク」を中心に、定期的な発信をしていこうと思いました。(ちなみに、弊社はITベンチャーらしく、入社も歓迎会もリモート!まだ入社以降一度も会社に足を踏み入れていません笑

【仕事環境】

参考までに、今の自分の仕事環境をまとめておきます。

  • 今月都内マンションに引越す予定ながら、現在は両親もいる実家に居候中で、実家の自部屋が拠点
  • (引越し前の一時的環境ですが)昇降式スタンディングデスク / 腰痛対策イス敷パッド/ Surface Pro 6 / サブディスプレイ13型 / どんなときもwifi / Airpods Pro
  • 社内ITはWindows / Officeベース、コミュニケーションは主にTeams / メール、顧客管理や日報管理はCybozuのKintone
  • 4月1日の入社から今日まで3日間完全テレワーク(歓迎会もオンラインにて)

【今回のテーマ】

「テレワークの寂しさを組織としてどう克服するのか」
皆さん、テレワークも段々と板についてきた今日この頃、快適性や生産性と引き換えに押し寄せる寂しさが日に日に増してきているのではないでしょうか。
テレワークによって真っ先に失われた損失といえば、組織内コミュニケーションの密度だと思っています。
コミュニケーションの密度、つまり双方向で交わす情報量については、必ずしも多い、高い方が良いという訳ではありません。
例えば、予定を調整する、という目的に対しては、少ないテキストを交わす、というコミュニケーションが適していますし、思いを寄せる人に気持ちを伝える時は、表情の変化なども交わす情報に含まれていた方が良いかもしれません。(なんの話w)
実際、TeamsやZoomでの遠隔会議をすると、適度に情報量が制限されるため、空気や表情の読み合いといった、Face to Faceで起きていた、場合によっては会議の目的に沿わないコミュニケーションが省かれるため、会議のゴールに対する生産性という意味では上がる実感もあるでしょう
一方で、組織やコミュニティへの帰属感については生産性だけで語れるものではなく、コミュニケーション密度が下がることによって、ネガティブな影響も一部あると思います。
今回私自身のケースにおいては、入社、初対面、環境変化というタイミングをリモートで迎えた状況も特に影響しているのか、毎日部屋で仕事していると、ふと寂しさを感じることも多々あります。
寂しいだけであれば、別で埋め合わせるものがなくはないと思いますが(何でしょうね)、仕事という視点では、チームの中で自分の思ったことを自由に発言しても不利益を被らないと感じられる「心理的安全性」の低下に繋がるリスクもあるかもしれません。
いかに、リモート環境下で、コミュニケーションの密度を状況によってコントロールし、コミュニティとしての健全性や心理的安全性を確保するかは、この不況下の戦いにおいて、組織にとってとても大切なポイントだと感じています。

【まとめ】

最後に、私から、どのような対策をすれば良いのか、アイデアを提案したいと思います。
ずばり、「社内コミュニケーションの場を意図的に設定して回数で密度をカバーする」ことです。
Face to Faceに比べて、チャットやビデオは時間当たりの情報量が落ちるため、回数でカバーするというアイデアに至りました。
従来の会議のように、コミュニケーションを、ゴールに対するプロセスとして位置付けると、内容や回数がゴールに依存してしまいます
あえて、コミュニケーション自体をゴールとする、例えば、定期的な雑談タイムとしてビデオ通話ツールをオンラインにする時間を社内で決める、といったやり方が考えられます。
任意参加で強制感なくできる点はオンラインの良いところですよね。(誰も集まらない場合はそもそも社内に課題がないということでw)
(TeamsにはないですがSlackでいうrandomチャンネルのようなものの活用促進なども考えましたが、どうしてもリモートでタスク管理が生産的になっていく方向下、あえて時間を設定しないと雑談チャットは盛り上がらない気がしております…)
前提としてテレワークによって個々の生産性は高まっているはずなので、こういう余白をあえて作るような取り組みは、健全なバランスだと思っています。
これの延長が、オンライン食事会(ランチand/orディナー)であり、コストも外食に比べて安いですし、家族生活との両立も可能なので、任意参加で定期的に開催することをおすすめしたいですね。

(写真はTeamsによるオンライン歓迎会の様子で、20人前後?参加しました。画面の切り方が悪く、悪いことした人たちみたいに映ってしまいすいませんw)

【最後に】

弊社のクラウドソリューションは、このような新しい働き方を定義付けていく上で必ずや皆様のお役に立てるサービスラインナップとなっておりますので、ご担当者 / 決裁者のお立場関係なく、ご興味ある方は、弊社問い合わせ、または峯岸への個人連絡でも遠慮なく頂ければと思います!それではよろしくお願いします!
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